桧原湖畔探勝路

桧原湖畔探勝路

エリア:北塩原村

おすすめ時期:通年

【湖底に眠る幻の村】入り組んだ小島と唯一の吊り橋を巡る「桧原湖畔探勝路」

裏磐梯エリアで最大の面積を誇る「桧原湖(ひばらこ)」。その美しくも複雑な東岸に沿って整備された「桧原湖畔探勝路」は、木漏れ日が差し込む平坦な森の中を、穏やかな湖面と雄大な磐梯山を横目にゆったりと歩ける人気のトレッキングルートです。

■ 迷路のような「いかり潟」と、裏磐梯唯一の吊り橋 
このコース最大の見どころは、湖岸線が最も深く入り組んだ「いかり潟」と呼ばれるエリアです。大小さまざまな無数の小島が迷路のように点在する景観は、まさに自然が造り出した箱庭アート。そして、その入り江に架かるのが、当ルートのハイライトである「裏磐梯で唯一の吊り橋」です。歩くたびに心地よく揺れる橋の上から見下ろす透明な湖水と、周囲を囲む手つかずの森のコントラストは、ちょっとしたスリルとともに非日常の冒険心をくすぐってくれます。

■ 巨大な湖の底に沈んだ、宿場町の歴史に思いを馳せる 
マニアックな視点で歩くなら、この巨大な湖の「成り立ち」を知ることは欠かせません。実は桧原湖は、1888年(明治21年)の磐梯山の大噴火によって川がせき止められて誕生した堰止湖。その際、かつてこの地にあった宿場町「桧原村」が丸ごと水底に沈んでしまったという、ドラマチックな歴史を持っています。冬の渇水期には、湖底に沈んだ神社の鳥居や墓石の一部が姿を現すことも。ただ美しい自然を満喫するだけでなく、静かな湖面の下に眠る幻の村の記憶に思いを馳せることで、この風景がより一層奥深く、神秘的なものに感じられるはずです。

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