【破壊と再生のダイナミズム】大噴火の痕跡と野鳥の楽園「レンゲ・中瀬沼探勝路」
裏磐梯に点在する数ある湖沼群の中でも、プロのカメラマンたちが足繁く通う屈指のビューポイントが「中瀬沼」です。裏磐梯サイトステーションを起点とし、レンゲ沼から中瀬沼をぐるりと巡る一周約45分のコースは、案内標識や木道が綺麗に整備されており、誰もが気軽に大自然を満喫できる人気のトレッキングルートです。
■ 噴火の痕跡「流れ山」が語る地球のドラマ
このルートのマニアックな見どころは、道沿いにポコポコと点在する「流れ山」と呼ばれる小さな丘です。実はこれ、1888年(明治21年)の磐梯山の大噴火で山体が崩壊し、大量の岩や土砂が流れ着いてできたもの。透き通る穏やかな水面と色鮮やかな広葉樹の森の向こうに、山肌が荒々しくえぐられた雄大な磐梯山を望む絶景は、自然の「破壊と再生」の歴史そのものを物語っています。
■ 自然のオーケストラに包まれる「バードウォッチングの聖地」
また、ここは全国から愛好家が集まる「バードウォッチングの聖地」でもあります。季節ごとに可憐な高山植物が足元を彩り、森の奥からはキビタキやオオルリなど、多彩な野鳥たちの美しいさえずりが絶え間なく聴こえてきます。双眼鏡を片手に水辺の生き物や野鳥の姿を探し、耳を澄ませて自然のオーケストラに身を委ねる。視覚と聴覚をフルに使って、裏磐梯の豊かな命の営みを感じ取れる極上のネイチャーウォークをお楽しみください。
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