会津盆地の西、会津坂下町に佇む「恵隆寺」。その中心に建つ立木観音堂には、見る者を圧倒する荘厳な祈りの形が息づいています。開基から1200余年、この地を見守り続けてきたその姿は、会津の深い信仰心と職人の執念が生んだ、まさに「木の奇跡」です。
本尊である「十一面千手観音菩薩像」は、高さ約8.5メートル。驚くべきことに、大地に根を張ったままの巨大な一本のケヤキから彫り出された「立木彫り」と伝えられています。
観音堂の回廊にある大きな柱は、かつて多くの参拝者がしがみつき、心願を託してきた「だきつき柱」として知られています。
古き良き日本の情景が残る境内で、一木から放たれる圧倒的な慈悲に触れるひととき。会津の空気に溶け込む千年の祈りを、あなたも肌で感じてみませんか。
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