北風が会津盆地に冬の訪れを告げる頃、木々に吊るされた柿の実が、夕日に溶け込むような深い橙色に輝き始めます。それが、古くから献上柿としてその名を馳せてきた「会津身不知柿」です。その名は、あまりの美味しさに自分の身の程を忘れて食べ過ぎてしまう、あるいは、枝が折れんばかりに実をつける姿に由来すると言われ、まさに「豊饒の象徴」として愛されてきました。
身不知柿の真髄は、収穫後の「脱渋(だつじゅう)」という魔法の工程にあります。
会津特有の厳しい寒暖差と、秋の朝霧。この気候こそが、柿の甘みを限界まで引き出す隠し味です。
自分の身を忘れるほどの甘美な誘惑。かつての将軍や皇族をも虜にした、会津の「秋の結晶」を。大切な方への真心を込めた贈り物に、あるいは自分への最高のご褒美として、その気高き味わいを選んでみませんか。
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