会津盆地を望む高台。鬱蒼とした杉木立の参道を登りきった先に、時が止まったかのような荘厳な空間が現れます。平安時代、空海(弘法大師)の開基とも伝えられる「八葉寺」。その中心に座する「阿弥陀堂」は、会津の人々にとって「死者の魂が還る場所」として千年の時を超えて守り継がれてきた、慈悲に満ちた聖域です。
現在の阿弥陀堂は、室町時代の建築様式を今に伝える貴重な遺構として、国の重要文化財に指定されています。
毎年八月に行われる「空山(そらやま)のお供養」では、多くの参拝者が先祖の霊を弔うためにこの坂を登ります。
悠久の時を刻む阿弥陀堂。その舞台から会津の空を仰ぎ見るとき、心の中の迷いは晴れ、澄み渡るような安らぎが訪れます。魂のルーツに触れる、静かなる巡礼の旅へ、あなたも足を運んでみませんか。
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