鶴之江酒造

鶴之江酒造

エリア:会津若松市

おすすめ時期:通年

【母娘が醸す、優美なる一滴】「鶴之江酒造」が守り抜く城下町の誇り

白壁の土蔵造りが残る会津若松の七日町通り。その歴史の息吹を感じる街角で、二百年以上にわたり伝統の技を継承し続けているのが「鶴之江酒造」です。かつて会津藩御用達の栄誉を賜ったこの蔵は、現在、女性杜氏とその母が中心となり、繊細かつ力強い酒造りを行っています。厳寒の冬、蔵を満たす蒸米の香りと共に紡がれるのは、土地への愛と誇りが凝縮された至高の雫です。

■ 時代を拓く、気高き銘柄「ゆり」と「会津中将」

鶴之江酒造の名を全国に知らしめたのは、伝統を守りつつも新たな感性を注ぎ込んだ銘柄の数々です。

  • 凜とした美しさ「ゆり」: 杜氏自らの名を冠した「ゆり」は、女性らしい繊細な感性が光る逸品。花のように華やかな香りと、透明感のある柔らかな口当たりは、まさに会津の女性の「芯の強さと優しさ」を体現しています。
  • 武士の魂を宿す「会津中将」: 藩主・松平容保公の官職名から名付けられた「会津中将」は、ふくよかな旨みとキレを併せ持つ、会津を代表する銘酒。国内外の品評会で数々の栄冠に輝くその品質は、会津の酒文化の深さを物語っています。

■ 蔵に息づく「手仕事」への敬意

機械化が進む現代にあっても、鶴之江酒造は「手造り」にこだわります。

  • 五感で醸す: 米の吸水、麹の温度、発酵の音。蔵人の五感を研ぎ澄ませた丁寧な仕事が、他にはない奥行きのある味わいを生み出します。

会津の歴史を見つめてきた古い蔵で、母娘が寄り添いながら醸す、慈愛に満ちた一杯。城下町の風情を楽しみながら、その温もり溢れる地酒を味わえば、旅の記憶はさらに芳醇に、鮮やかに彩られることでしょう。

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